忍者ブログ
二次創作ブログですゆえ苦手な方は御控くださいませ。
2024-051 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 prev 04 next 06
1  2  3  4  5  6 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

感情が滾ってしまったので、取り合えず冒頭部分を省略して、書きたいところから。
あと原作のやたらおっさんくさくて回りくどいキョンを目指してみた。
原作のあの回りくどさは苦手で、その上今どきの高校生らしくないので微妙な仕上がりになった。反省。
冒頭の流れ的には以下

・古泉がオセロやりたがる
・キョンが断る(古泉が弱いので)
・でもやっぱりやりたがる
・キョンが断る
・じゃあこうしませんか

++

「負けたほうが、相手の言うことを一日聞くということでどうですか。
 少し、子供染みた発想ではありますが」
「……本当になんでも言うことを聞くんだろうな、古泉?」
「もちろんですよ。パシリでも宿題の代替でも何でもやって差し上げます」

 ふむ、と俺は顎を人差し指と親指でつまみながら、頭の中の損得天秤にイエスとノウの二つの答えを乗せた。天秤はしばらくゆらゆらと大きく触れた後、やがてイエスの側が大きく傾いた。そうだ、どうせ古泉は過去の実績から考えると俺に勝てるわけも無いんだから、じゃあ受けてやっても問題が無いんじゃないか。それに、宿題を代わってもらえるというのはありがたい。ここんところ、ハルヒが平々凡々なごくごく普通の俺にはいっそ壮大とも言えるほど無謀なスケジュールを組んでばかりだったから、疲労がピークに達している。古泉に宿題を押し付けて少しのんびりさせてもらうとするか。

「オッケー、わかった。受けてやろうじゃねえか、ただし負けたからってやり直しは無しだぞ」
「ありがとうございます。それでは、始めましょうか」

 にっこりと古泉は、いつものように気色の悪い笑顔を浮かべた。ふん、今にその、能面のように揺らぐことの無い爽やか美少年の笑顔を崩してやるぜ。

 数分後。

「いやあ、まさか僕が勝てるとは思いませんでしたよ」

 ははは、と甘ったるい声で笑う古泉。ただでさえ癪に障るその声が、今は最早悪魔のそれのように聞こえて、俺はさながら地獄で泣き喚く罪深き群集と言ったところだろうか。もしくは、籠に閉じ込められ、更に周りに腹をすかせた獰猛な肉食獣が唸りながら徘徊しているような一匹の兎か。どちらにしろ、俺は余裕など当の昔に消えうせていて、今は頭を抱えてぶつぶつと敗因を探しているところだった。
 何だ。一体何がいけなかったんだ。確かに途中までは俺がリードしていた。この布陣なら、いつものように俺がそのまま古泉にミスを多発させることの出来るコースまっしぐらだったというのに。
 今日の古泉は、普段と全く違った。動きに奇妙なキレがあった。あいつの性格から考えて、絶対に此処に置くだろうと踏んだ読みが悉く外れた上、綿密な計算の元に四隅を取ろうとしていたはずだったものが、その計算を逆手に取られて、大胆な古泉の采配に弄ばれた。蝶のように舞い、蜂のように刺すって言うのはこういうことを言うのだろうか。
 打ちひしがれたように机に突っ伏す俺に、古泉はくすくすと笑って一言告げた。

「さて、罰ゲームですね。じゃあ、まず一つ目の命令です」

ああ、神様、と俺は心の中で地にひれ伏した。

++

後書き
1話終わり。別にこっからエロくなるわけじゃありません。
古泉は絶対直接「じゃあ僕と何をしましょう」とか言わないと思うんだ。むしろ恥ずかしがると思うんだ
そういう性的な何かを口に出せるほど勇気のある子じゃないと思うんです…
良識的なところがあると良いです というか彼に良識が無かったら誰に良識があるの
色々弁えた上で心の中ではあんなこといいなできたらいいなってなっていたら可愛いと思うんです
もうそれこそ踏みつけて泣かせたいとか思っていても良いし逆でも良いし

一応私は精神的な面では絶対に古キョンだと思っています。
身体的にキ/ョ/ン/古になってしまいそうなときでもきっとキョンは超襲い受けだと思うんだな…
というかキョンはノーマルな趣味しか持っていないと良い
てか本当にアブノーマルな趣味のキョンとか引く なんかちょっと違和感があります

間違ってもキョンが(口に出して)言わないと思うセリフ
キョンバージョン
「やべっ古泉見ていたら超ムラムラしてきた おい古泉!やらせろ!」
原作見ている限りこういうことは言わないと思うんだよな…古泉はどうか知りませんけど

古泉も一応ノーマルな人間だと思うけど、それでもキョンにちょっと何かあると可愛いと思う
なんにしてもこんなに真剣に古キョンを語ってしまって
私はここが一体何サイトなんだか自覚しているんでしょうか…

PR

 デスクトップに映る愛しい貴方の姿を見つめます。画面の中の貴方はこんなにもたくさん笑っているのに、現実世界になると途端に不機嫌になりますね。僕としてはこの上なく淋しい限りです。
 貴方は覚えていらっしゃいますか、以前僕が一緒に撮影してほしいと懇願した貴方と僕の写真。たった一枚きりのツーショットです。僕がこのSOS団というグループに属して以来、皆さんと共にとった写真はたくさん存在していますけれど、貴方と僕だけというものはありませんでした。僕はどうしてもその写真がほしくて、正確に言うと、僕のためだけに時間を裂いてくれる貴方という存在が欲しくて、どうしようもないお願いをしました。
 僕は世間一般でいうところの、バイセクシュアルとされる部類になるのでしょう。別に女性に興味がないわけではありません。普通に可愛いと思いますし、興奮を得ることだってあります。ただ、貴方はそれ以上に魅力的なのです。その辺りの男性に、こんなにも昂ぶる思いを抱いたことはありません。多分それは貴方が僕にとっての恋愛対象であるから。貴方がいなかったら、僕は真っ当な人生(女性を愛して、結婚をして、子供を育てて)をしていたでしょう。貴方がいるからこそ僕は今狂ったようにこんなことをしているのですよ。

「『デートっぽいよな、これ…あんまり気乗りしないけど、行くか』」
 画面の中の貴方は微笑んで、画面の中の主人公の手を取りましたね。僕はいますぐにでもこのデスクトップの中に飛び込みたい。たかがゲームの主人公にすら嫉妬してしまいます。貴方を独占できるのは僕だけなのに。
 それから正直、キスの効果音なんて入れるものではありませんでした。これは多分、誰にも話す予定はありませんし、長門さんですら気付かないように精巧にプログラミングしたものですが、僕はとあるイベントの最中に特定のコマンドを入力すると、耽美なシーンを演出出来るように致しました。勿論女性陣にもそれに近いイベントは用意してありますよ。保険ですよ、当たり前でしょう。この間貴方に注意されたバラのカットは、ここのシーンでこっそり使わせてもらおうと思って入れておいたのです。残念ながらデータを組み込み損ねたので、随分あっさりしたキスシーンになってしまいましたが。

「『お前が好きだ』」
 画面の中の貴方の告白に、僕の手は迷わずカーソルを「受ける」の元へと動かします。たかがゲームの中の擬似恋愛にこんなにも胸をときめかせている僕もどうかと思いますが、それでもこの興奮は恐ろしい。僕こそ愛しています。貴方のことを誰よりも愛しています。
 本当に好きなのです。それでも貴方とはお付き合いできないのです。心の底から募る思いは僕の心の臓を抉って、簡単に僕を殺してしまいます。僕を取り殺してしまいます。性別という茨の檻に僕を閉じ込めて揺さぶって血を流させて、それから僕は殺されます。
 貴方のことを愛すれば愛するほど、その痛みはよりいっそう酷くなります。募る愛は狂気として僕を貶めて、嘲って、食い殺そうとします。

 僕はふと頬に手をやりました。いつの間にか涙が零れていました。僕は何のためにこんな涙を流すのでしょう。流したところで何も乗り越えられるものはないのに。

 体をかたかたと震わせて僕は笑いました。画面の中の微笑む貴方は何よりも優しくて、なによりも残酷で、僕が見ている下らない夢をあざ笑っているのでしょう。それでも構いません、僕は貴方を愛している。
 そんな優しい声で「好きだ」なんて言わないで下さい。錯覚してしまう。どうか僕だけを見て。そんなゲームの陳腐な主人公を愛さないで。僕だけを愛して。貴方の澄んだ美しい瞳にうつるのはどうか僕だけでありますように。僕を愛して。僕を好きだといって。僕以外の何も見ることなんて無ければ良い。

 貴方は僕の気持ちに気付くでしょうか。
 気付いたところでそれを受け止めて下さるでしょうか。
 それとも無いものとして元の通りに振舞うのでしょうか。
 この猛々しき獣の如く吼えたける思いを僕は飼い慣らせません。
 いつかこの獣が本性を曝け出す前にお願いします。
 どうか僕を見つめて下さい。
 勝手なお願いであることは重々承知しています。
 それでも僕を愛してください。
 僕だけを見てください。

 ああ、貴方、愛しています。


+++

後書き
ちょっと脳みそ死んでてごめんなさい

俺はあても無くぶらぶらと街を歩いていた。
高校生活も二年目を迎えて、ようやく学校の体制にも慣れて、少し毎日にゆとりが持てるようになった。友達とカラオケ行って騒いだり、バカやったり、それなりに日々を送っている。
今日は部活もオフで、その上友人たちはそれぞれ家族の用事が入ってしまったり、急な予備校の補習に行ってしまったりで、遊ぶはずだった予定がキャンセルになった。
仕方がないから、俺は七分袖のTシャツ、黒のジーパン、草臥れたスニーカーという、手抜き極まりない格好で、街へと赴いたのだった。

まず本屋へ。そこで苦手な地理の参考書を立ち読みして、何となく分かった気になってから、雑誌コーナーに回って、俺が好きな海洋学についての雑誌を買った。
そのあと釣具店に行って、これは俺が祖父の趣味に付き合っているうちにハマってしまったものだが、新型のルアーを見せてもらった。
最後にプラモデル・フィギュアの専門店に立ち寄った。最近はこの手の店に、にわかオタクが出入りするようになってしまって本当に困る。この間黒いリュックに黒いグローブというあまりにも典型的なオタクを見ちまって、それから何となくこういう系の店に入るのを躊躇うようになってしまった。
大体こういう系統――ガンダムとか――という趣味を持っているだけで世間からは若干冷たい目で見られるというのに、アクティブで人目を気にしようとしないオタク連中のせいで益々通いづらい。
それでも好きなものは仕方がないから、俺は独特の匂いのする店内へと足を踏み入れた。

店には、一人の青年と、奥のカウンターでなにやら電卓を弾いている店主しかいなかった。
青年はチラリと鋭い目で此方を一瞥すると、透明な硝子ケースに収められた、高級な類のプラモデルにまた視線を戻した。
そいつの目には眼帯がかけられていて、こいつは標準装備でコスプレとかしちまうヤツなのか、全く恥ずかしいヤツだと俺はこっそり顔を顰めた。

ガンダムシリーズの新作のパッケージを見た。やっぱり多少値が張る。最近の品はより精巧になってきた分、余計に金が掛かるようになってしまって悲しい限りだ。
仕方がないから誕生日辺りにでも、祖父にねだって買ってもらおうか。いやいや、小学生じゃああるまいし。
俺は悶々としながら、そっとパッケージを撫でた。
すると、先ほどまでショウケースを見つめていた青年が隣に立った。彼は俺がパッケージを愛しそうに撫でているのを、大層興味深げに見つめていた。
気まずくなって俺が手を離すと、青年は口を開いた。

「そういうの、好きなんですか」
「え。…あー、まあ、何ていうか、何となく。アンタも興味あるんですか」
「いや、俺は、どちらかといえば興味はないほうです」
「…じゃあ何でこんなところに」
「叔父の手伝いに」

青年は、顎でカウンターを差した。片目の下に傷のあるいかつい顔をした親父が、顰め面で電卓のキーをたたき続けている。
はあ、なるほど、と俺は返事をした。

「俺、目がちょっとした病気にかかってて、ああ、うつるもんじゃないんで安心してください。
 それで、その治療を兼ねて叔父の世話になってるんですけど、で、手伝ってるんです」
「なるほど」

コスプレだなんて思ってしまってごめんなさい。俺は心の中で深々と謝罪をしながら、ふと浮かんだ疑問を青年に尋ねた。

「ところで、俺に何か用事でもあるんですか?」
「は?」
「あ、いや。何ていうか、こういうところで話しかけられたの、初めてで」

戸惑いながら俺は返事をした。青年はああ、と頷いた。
それからしばらく顎に拳を当てて考えていたが、茶色掛かった髪の毛をかき上げて、答えた。

「こういうこと言うのちょっとあれなんですけど、前にどこかで出会ったことありませんか?」
「え?………」
「何となくそんな気がして。どっかで会ったと思うんですよね」
「あー…そりゃあ、もしかしたら、この店で会っていたかも知れないし」
「なんというか、もっと遠い昔に。俺、貴方のことどこかで見たような気がするんですよね」

俺は隣に立つ青年をまじまじと見つめた。整った顔で、青年は此方を見ていた。青年の澄んだこげ茶色の瞳が、真っ直ぐ俺を見ていた。
吸い込まれそうなほど、大きくて美しい瞳だった。
俺は再びパッケージに視線を戻すと、呟くように言った。

「あの、俺はそんなに、…」
「ですよねえ。すいません、何か妙なこと口走っちゃって。デジャブってやつですかね」
「だと思います」

俺が頷くと、青年はからからと笑った。それから、何かほしいものはあるかと聞かれたので、俺は取り合えず歴代のガンダムシリーズのフィギュアを見せてくれと要求した。
青年はポケットからなにやら小さいメモ帳を取り出すと、わかりましたと頷いて、店の奥へと消えていった。
俺はその後姿を見つめながら、青年の言葉を反芻した。

きっと。と、俺は思う。
先ほど、まじまじと覗き込んでしまった、青年の深い瞳。
あの不思議な瞳を、前にどこかで見たような気がすると感じたのも、きっとデジャブというヤツだろう。

お待たせしました、という青年の声に返事をしながら、俺はそう考えた。



後書き
きっと何度めぐってもやつらは会うと思うんだ。伊達さんと元親さんのお話でした。
妄想語ると、
伊達さん(仮):16歳 田舎在住 礼儀正しい 積極的 都会で目の治療を受けるために叔父の家へ
元親さん(仮):17歳 都会在住 海好き ガンオタ 釣り好き 地理嫌い 人見知りするけど社交的
っていう感じですかね。
身長は元親さん(仮)のほうが頭一つ分大きいくらい。二人とも肉はついていないと良い。
大人しく校則を守って、二人とも髪の毛は黒いとか可愛い。
あっでも元親が黒髪って何かちょっと不気味ですね。まあ良いか。

別に伊達や元親の魂が、そのまま伊達さん(仮)や元親さん(仮)に乗り移っているわけではありません。
それはそれでまた良いと思うんですが、少し違う感じ。

親友みたいな雰囲気になれば良いと思う。

下らない妄想でした。

小噺っていうか今日はどうでも良い語り

ギャグマンガ日和は蕎→麦派で太妹派かなあと思います
あと大穴で曽妹とかね


太子と妹子は普段の力関係は
妹子>>>>>(越えられない壁)>>>>>太子とかで良いんですが
恋愛絡んでくると太子>妹子とかになれば可愛いと思います
でも決して抱くとか抱かれるとかそういう関係じゃあないと良いです
男の友情の延長した感じですね
ダテチカみたいな関係で良いと思います とても可愛いです^o^

書くとしたらあれかな…
なんか普段通りぐだぐだ太子に妹子が文句言ってたら不意打ちで告白されてどっきん☆みたいな
今ものすげー痛かったですね 何が「どっきん☆」だよねーもうねー

あと中の人がたけぽんとゆうじなのが凄く良いと思います
三/成と慶/次ってあんた…可愛いなあもう
でも私はミツサコ派でけーまご派なので悪しからず


蕎→麦はもうなんというか、本当どめすちっくなばいおれんす臭がプンプンするぜェーッ
確かにね、芭蕉さんはいじめたくなります
曽良くんになら罵倒しつくされても良いと思います
曽良くんは芭蕉さんに感じる気持ちが一体なんなのか一切理解していないのが萌えです
おはっ萌えとか使っちゃった

というわけです。明日からテストです
 アミーゴ
オレの枯渇した心に突然流れ込んできた、愛情と言う名の清水は、オレにとっては冷たすぎた。
生命の水を受け止める木々などそこには無くて、ただ大地を削って流れ去っていく。

削られた大地は再び血を流す。
痛みは恐ろしいほどに巨大になる。

オレは死に掛けていた。





っていう海馬が書きたいなっていう話

なんでもないですぅ
プロフィール
HN:
空豆 青子
性別:
女性
職業:
学生
自己紹介:
バサラメインで雑食。
NLもBLも大好物です。最近勉強しなくちゃで半泣きです。

http://www35.atwiki.jp/kolia/
全力で支持
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新記事
アクセス解析
"空豆 青子" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]