桜

米日…すいません好きなんです…ヘタリア…
会話文オンリー、です。スランプ…というか文を書く気が起こらないので…
取り合えず何とかしようと思って軽く。
だから、なんか、アレなのは　目を　瞑って　下さい。よろしく。

＋

「アメリカ君」

「なんだい？」

「君は先ほどから、どうして私ばかり見ているのですか」

「不満だったかい？」

「…いえ、ただ、桜の方も少しは見ていただきたいなと」

「ああ、桜ね。
　でも別に僕は、桜を見に君の家に来たわけじゃないんだ」

「じゃあ、何をしに」

「君を見に来たのさ」

「……寝言は、寝ながら言いなさい」

「寝言じゃないって。
　本気で言ってるんだよ、僕は」

「………。
　なんといえば良いのか、今とても呆れた気分です」

「そう？」

「そうです。
　誰が好んで私の顔など見るものかと」

「僕が好んで見ているよ」

「飽きるでしょう」

「全然」

「私などより、目の前の桜の方がよほど美しい。
　それに、最後に美しく舞い散る姿を見てもらえない桜が気の毒です」

「何を言ってるんだい？
　寝言を言っているのは君のほうじゃないか」

「は？」

「僕には、桜より君の方がずっと美しくみえるんだよ」

「…それは、私の最期が、ということですか」

「ううん。
　今生きている、今の君が美しい」

「………全く。
　どうしてそんな恥ずかしい台詞をクチに出来るのですかね」


＋


恥ずかしいのは　私だ！！１１